今回、シンガポール航空を使い台湾へ向かった。シンガポール航空は週に2便しか飛んでいないが、ちょうどよい出発間隔にあるからまあまあ使いやすい。木曜日出発日曜日到着だ。
昼前には台北、中正国際機場に到着した。いつものように難なくイミグレーションをとおり、出口へ向かった。そしていつも乗るバスとは違うので確認してからバスチケット売り場へと急いだ。
あったあった、『大有巴士』の切符売り場・・・。
「要両張〜2枚ください」「到（口那）裏？〜どちらまで？」「昌華酒店〜フォルモサリージェントです」「両百塊〜２００ＮＴ＄です」
安い、若干だけど前回まで乗っていた飛狗巴士より２０元安い、どんなバスなんだろうと思ってたけど、きれいなバスだった。
ただ、時間がかかった。なぜならいったん台北駅のところまで行き、そして曲がりホテルが集まっている中山北路へ向かうといったコースだからさ。ちょうど循環バスのようになっているから、行きは遠回り、帰りはそのまま空港方向へ走るといったバスだ。
1時間ちょっと後、ようやくリージェントに到着した。今までも中に入ったり外からは何度も見ていたけど、泊まるのは初めてだ。ちょっと楽しみ。部屋に入ると広い部屋だった。ウェスティンも広いが、若干広め。お風呂もシャワーブースにも満足。それに加えて、なんとトイレにドアがついてるのだ。これは初めて見た。一番おくにトイレがあり重厚なドアで下界との接触を絶てるようになってるというわけだ。これはよかった。やはりちょっと狭くなっているほうが落ち着けるというものだ、日本人は・・・。
少し部屋でお茶を飲んで休んだ後、小腹が空いたのでいつものようにどこかのフードコートに行こうということになった。一番近く部屋からも見える林森北路にある“欣欣百貨”の美食街へ行った。そしてついたら必ずと言っていいほど食べる鳳梨炒飯100ＮＴ＄と珍珠口乃茶４０ＮＴ＄を食べた。ここのはおいしいかもしれない。スープと付け合せの野菜もついてくるのだが、どれもおいしかった。スープはにんにくのスープで貝が入ってた。付け合せもさつま揚げのようなかまぼことセロリのような野菜がちょうどいい味付けがなされている。私はセロリは大嫌いだけど、これはおいしくいただけた。そう、台湾は味付けがわりと日本人に合うものが多いのだ。
その後”新純香”という前回から行ってるお茶屋へお茶を買いに行くことにした。このお店は非常に良心的でリーズナブルな値段で質の高いお茶を取り揃えている。最初、ＪＣＢプラザの紹介だから、日本人相手のたいしたことない商売だろうとたかをくくっていたけど、ここの王さんと言う女性店主の娘が中心になってやっていて日本語がばっちり話せる。彼女は日本に留学していたこともあり、千葉の大学に通いそこに住んでたそうだ。
普通、この手の外国人相手の御茶屋というのは中華系の商売根性丸出しのやり方が多い。これは血筋で仕方ないと思うけど、あまりのしつこさにうんざりすることもある。値段をどんどんよいものにつりあげていって、それを買うと決めたら今度は「いくついる？」「ダメよ、足りないよ〜。友達のおみやげにもいい、お母さんは？」と次々買う人を決めてくる。
ここ、新純香では『四季春茶』というのがおすすめです。値段も手頃でとても香り高くおいしいお茶。前に買ってはまってしまった。その四季春茶と高山茶を購入した。四季春は１００ｇ２１５NT$（８００円くらい）、高山は１００ｇ６７０NT$（２５００円くらい）です。お茶は結構騙されることも多くて、こういったちゃんとしたお茶を適正な価格で売ってくれるお店は貴重だ。それに、この王さんはまるで日本人みたいで、笑顔で商売根性をまるだしにするこは一切ない。いくつものお茶を試させてくれ、ゆっくりとお茶をえらぶことができる。私と彼と合わせて４ｋｇほどのお茶を買ってしまった。今回の旅行の中で一番の大荷物になった。
夕食は、中山北路三越近くの『天厨菜館』で北京ダックを食べた。私恥ずかしながら初めての北京ダックだった。どんなものだろうと思い待っていたらばかでかいのがお目見えした。一瞬私たちに見せたらなかへ引っ込んでいってしまった。さらにしばし待つとカットされたそれが出てきた。初めて食べたけどとてもおいしかった。私は基本的にどんな皮でもダメなのだが、それは別ものだった。カリカリと香ばしくて・・・。
最初セットメニューがあるというので見たら、北京ダックとのセットで“一吃（北京ダックのみ）”“２吃（北京ダックとスープ）”“３吃（北京ダック、スープ、炒め物）”があって、いろいろ注文しようとしたらおばさんが「吃不下ーそんなに食べられないわよ」っていうので２吃にした。結局正解だった。だって全部食べられなかったもの。この大食い二人がかりでそうなんだから、普通はこういう料理は４人で食うのが普通なんだろう。
値段は８９０NT$（３,０００円程度）だからリーズナブルだと思う。
この日はこのくらいにしといた。もう前日からの寝不足もあるし、ホテルに帰ってお風呂にゆっくりつかりたいし、その後のお肌のケアーもしないといけないのでこれまでにとどめておいたのだ。明日はもっと動かなきゃいけないからとっとと寝なきゃ！ |
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