台湾旅行記


今回私にとっての6回目の台湾旅行に行ってきた。それは行き慣れた地でありいつもわくわくさせる地でもある。そこで私はまたいろんなものにふれた。


1日目(第一天)

5月4日 日本アジア航空EG203便で2時近くに通常より20分くらい早く、中正国際機場に到着した。日本人はいつものように税関ノーチェックで通過した。
次に両替に向かった。これからバスに乗らなきゃいけないからだ。
レートは5月4日現在で3.75円くらい。前に来たときより若干円安になってるが、たいした変わらないと思う。

 その後、ホテルに向かうため、飛狗巴士(フリーゴーバス)のチケット売り場へ行った。私はもう何回も乗っているのでこなれた感じで、「到華航!要両張!(中華航空前まで!2枚ください!」と言ってチケットを買った。
いつのまにか10元値上がりして、135元になってたチケットを購入した。そして5分後に出発のバスに飛び乗った。

 たしか飛狗バスは他のバスに比べてきれいなはずだ。しかし、出発して気づいたことがあった。それはちょうど私の席の上のガラスにきれいにひびが入ってる。前を見たらフロントガラスにもあった。急に恐ろしくなった。「いったい、どうやったらこんな派手にひびを入れることができるの?」と。
ちょっと、命の危険すら感じた。だって、ちょっとぶつかれば間違いなく私にこのガラスたちは降り注いでくるだろう・・・。計算してもちょうどいいのが私の頚動脈にささる。(汗)

約1時間後、チャイナエアラインのとなりにそびえ立つ私の世界中でもっとも愛するホテル
『ウェスティン タイペイ〜六福皇宮〜』に到着した。

 前回に泊まったとき日本人のマネージャーにお世話になった。そのはからいで、自動的に高層階エグゼクティブフロアーにアップグレードしてくれた。私はなにやら胸騒ぎがし、「房間裏裡面可以抽煙〔口馬〕?〜部屋で喫煙できますか?」と聞いたら、案の定フロアー全面禁煙だという。いや、困ると言ったらさらにその上階、14階立ての13階のお部屋にしてくれた。
 部屋に入ると、前回と変わらず落ち着いた広々とした空間で出迎えてくれた。
そしてウェルカムフルーツが用意されていて、ちょっとしてからお菓子を運んできてくれた。
何度訪れてもここのキメ細やかなサービスは気持ちがいい。決してでしゃばることなくもてなしてくれる。


 しばらくお茶とフルーツを楽しんだ後、小腹が空いたので同じ南京東路にあり、ホテルから5分くらい歩いたところにあるデパート「環亜百貨公司〜アジアワールド百貨〜」に行った。
早速地下のフードコート〜美食街〜に降りていった。
そこで去年も行ったお店で食べることにした。やっぱり鳳梨炒飯〜パイナップルチャーハン〜NT$100をたのんだ。そして今回初めての珍珠〔女乃〕茶NT$40も飲んだ。

絶妙な味わいでおいしかった。本当にこういったものは注文して失敗したためしがない。
 そして食べ終わった後に地下1階にあるオーディオからパソコン、CD・DVD、書籍まで取り揃えているところへ行った。
できてそんなにたってないのか、すごくきれいで左の写真にも一応かろうじて写ってるんだけどおしゃれなカフェもあった。
そのあと、同じ階にある家具屋「IKEA」に行っていろいろ見てた。
洗練されていてそれでリーズナブルな価格で売られている家具をいろいろ物色した。
 またホテルに戻ってうだうだしてから夕食に行くことにした。てっとりばやく定番レストラン『梅子餐庁』にタクシーで行った。車でわずか5分もかからないところにあるのでとても便利だ。

 1階のフロアーはもう閉まっていたので2階に通されることになった。でも私は、前にガイドブックで2階は海鮮料理のフロアーで値段も高いとかという情報を見たので、断じて拒否していた。1階に待機しているおばさんは「2階、1階同じね。」というが、「いいや騙すつもりよ」といいながら拒否していたが、結局エレベーターのボタンは押され2階についた。

 扉が開いたら、いけすがでーんと置いてあり「あちゃ〜、やっぱり〜」と思った。そして席についた。
メニューを見たら同じなので安心した。疑ってかみついてしまったおばさんには申し訳なく思う。店内は日本人が80%くらいいた。ガイドブックに載ってるせいもあるし、時間のせいもあるかもしれない。9時半くらいに行ったので、おのずと観光客が多かったのかも・・・。

 そこでオーダーしたものは、炒青菜(青菜の炒めもの)炒米粉(ビーフン) 菜哺蛋(切干大根卵焼き) 台南担仔麺 台湾風ちまきだ。
 担仔麺は最初に持ってこられた。あれ、これって最初に食べるもんか〜〜??と思った。イメージ的には最後に食うもののようだったから・・・。
とりあえずいいやと思って食べたら前回士林の汚いお店で食べたやつよりずっとおいしかった。あっさりしていて麺もいい感じ。小さい椀で40NT$、飲んだ後に軽く食べるにはちょうどいい・・・。。。
ん〜〜、やっぱり後に食うんじゃないか??

 料理はいつものようにおいしいが、今回注文した台湾風ちまきがおいしかった。わからなかったので中に何が入ってるのか聞いたらエビ、豚肉、ピーナッツなどが入ってるという。なんとなくおいしそうだったので注文。最初、ちょっとにおいがいやかもと思っていたけど、食べだしたらこれもあっさりとした味付けで香りもなれて気にならない。そしてナッツがきいてて香ばしい。私は中華のナッツって好きだ。それを入れようと考えた人はえらい。最後につきものの杏仁豆腐がでてきた。なんら飾りつけもないけど、オーソドックスな味でなかなか。

 ちなみに私たちが帰る頃、近くのテーブルにいた日本人駐在員と思われる3人組は、仕上げに担仔麺をおいしそうにすすっていた。・・・・・・お〜い、おばさん!なんだいなんだい!あたしら、しょっぱなに食ったんだよ。かんべんしてよ〜!と心の中で叫んで店をあとにした。

 もう今日は疲れたのでコンビニでジュースを買ってホテルに戻ることにした。どんなにすばらしいお部屋でもその冷蔵庫に入ってる普通のドリンクを市価の5倍の値段を出して飲む気にはなれない。どこに行ってもやっぱりホテルに戻る前には必ずソフトドリンクを今日の寝る前と、翌朝に飲む分を買ってから戻るのが習慣・・・。っていうか、当然!

 部屋に戻ってから、楽しみにしていたお風呂に入ることにした。ほかのところでも書いたが、大きな湯船とひろびろとしたシャワーブース、もう独立したところじゃないと泊まる気がしなくなる。
私は絶対どんなに湯舟が浅くてもお風呂につかるので、とってもうれしいのだ。やはり私は日本人。

 お風呂から上がってテレビを楽しみながら眠りにつこうとしたけど、寝れなかった。前の日も寝不足なのに、すごく疲れてるのに・・・。初日はやはり興奮してるのだろうか・・・。