私の悩みの解決法


 「悩みってありますか?」・・・これってとても野暮な質問だ。多かれ少なかれ、重要なことであれくだらないことであれ、誰しも抱えていない人はいないからだ。でもそれからが大切で、どう切り抜けていくかがポイントだ。

 私はよく人に悩み事を相談される。それについて私は私なりに真剣に答える。それがその人にとって望んでいなく嫌だと思う回答になっても答える。しかしある程度最初の時点でそれを査定させてもらう。というのは、これは相談じゃないな、あるいは言葉は悪いが私からとってみれば、悩みのうちに入らないと思うものに関してはその体勢を変えなければならないからだ。

 私も以前悩みにぶち当たっていた時期もあった。そのときにどうにか解決へと導こうと考えていた。そこで気づいたのが日ごろの生活そのものが解決の糸口になることに気づいた。要はその人それぞれの生き方次第だということだ。

 そして話は元に戻るが、悩み事を相談されたときに私がよく言う言葉がある。それは、「答えはひとつしかないのよ」と・・・。人間どんなに悩んでいても結局ひとつの答えを選ばなければならない。さらに以外にも答えというのはすでに自分の心の中で決まっていたりする。例えは悪いが、服を買おうとおもいショップへと出かける。3軒も4軒も見て周って悩む、しかし自分の心の中には、最初に見た服がやっぱり忘れられなくて、結局それを購入するといったこと。決まっている自分を悩もうとするのだ。選択肢を持たないと逆に不安になるような気がするのかもしれない。あるいは一発で決めてしまう自分に自身がないのかもしれない。

 必ず私は答えが見つかるような気がする。それはもちろん全部が全部ではなくてもある程度のことならばだ。自分の心に聞いてみればきっと心は言ってくれるものじゃないかと。基準は自分にとって何が一番大切かだと私は思う。どんなに悩んでいても、悩んでいる自分がいるだけでひとつも解決はしない。私が答えはひとつというのは、最後には必ず自分で選んだひとつのことをするからだ。人はそんなに器用ではないから2つのことを同時にはできない。逆を言えばそれができるなら悩む必要はないからだ。でも中にはしょうもないようなことで私に相談する人もいる。そしてそういう人は必ずこう言うのだ。

 「それがわからないから悩んでるんじゃない!」・・・私は「そうですか、じゃぁ悩んでいてください。いつまでも・・・その間のあなたの時間は有意義にはならないし、私もパワーを吸い取られたくないんでね」冷たい答え?

 でもどんなに聞いてあげても、解決の糸口を見つけ出してあげようとしても、そういう人というのは、話は聞かない、悩んでいる自分に酔いしれている、そして同じところから動こうとしていない自分がいるのである。私は、悩む時間がもったいないと考える人間だ。いつからこうなったのかはわからないが、悩むというのは余裕がある証拠だ。私はその悩んでいる時間は大変もったいなく、その間にできることがあんなにある、こんなこともできると思う性分らしい。

 もちろん悩まない人生なんてあり得ないだろう。しかし、できないことはできなくてもいい。やれることがあればやってみればいい。人生の転機ならゆっくり考えればいいじゃないか。そんなもんで意外と楽になれたりするものだ。
何はともあれ、そういうとき解決に持っていける人というのはこういう人だろう。
 自分と・・・自分の心と上手にお話ができる人・・・そして自分のハッピーを考えられる人・・・