お風呂と私


 最近風呂の話題がでたから書くけど、本当に私は風呂好きなのです。それは昔から家族がお風呂好きだったから、頻繁に内風呂より外のお風呂に行ってたからかもしれない。

 夜になると日課のようにいろんな風呂屋へレッツゴー。思い出の断片が風呂で埋るくらい行ってた。今も実家ではいつも近くの温泉に行ったりスーパー銭湯に行ったりしていて、札幌に帰ったときには必ずみんなで行く。

 彼と付き合ってからも温泉のドライブは欠かしたことがない。週末になると車で数十分で行ける天然温泉のスーパー銭湯や、北海道に数多くあり、至る所に湧いている温泉へと行ったものだ。はっきり言って、温泉で私の体ができていると言っても過言ではない。温泉がなかったらとっくに朽ち果ててたかもって時々本気で考える。

 それくらい私にとってお風呂とは重要なものなのだ。

 だからどんなときもお風呂は欠かさない。きっちり湯舟に入らないと気がすまないのだ。帰りが遅かろうが、どんなに眠かろうが、また風邪を引いてたって絶対入る。38度あったってかまやしない、入る。そうすると逆によくなるのね、なんだかわかんないけど・・・。お風呂に入らないほうが極度のストレスで熱は更に上昇しつづけるの。昔は彼もそれについて反対していたけど、これまでの実績と統計から認めるようになった。

 もちろん、40度近い熱がでているときにはさすがに入らないけどもその意欲だけは満々だ。だから365日中、362日は必ず入ってただろう。そして高熱が出てない去年に関して言えば、皆勤賞です。365日きっちり入りやした。今年もその記録更新中!

 なのになのに、近頃の若いもんときたら風呂に入らない?シャワーだけ〜??そんなの天の神が許したとしてもこの私には許されないよ、あーた。湯船に入るのは日本の文化だ、伝統だ。江戸時代の浮世絵にも入浴シーンがわんさかあるだろう。それに比べ、その時代のヨーロッパは風呂には入らないわ、臭いわで、香水が発達したそうな。当時、貴族は匂いをごまかすためにたっぷり香水をふりかけ舞踏会へ行っていたってよ。でも臭いものは臭いのよ!

 そして、あまりに不衛生なため伝染病が流行して街中感染者や死者が出たそう。でもその時代の日本を見ても、お風呂が生活習慣になっていて日ごろから清潔にしているため、そんなこと少なかったってさ。この情報はね、風呂好きだったから小学生のときそのくらいのガキが読む本で“お風呂のはなし”みたいなのがあって読み耽っていたのです。

 そう、それくら日本人とお風呂は切っても切り離せないものなの。それをはいらね〜とは今の若者は汚い!医者によれば、シャワーだけでは本当に汚れは落ちていないそうだ。体全てが湯で満たされ汚れが落ちやすい状態になり、また水圧で各リンパも刺激されとっても健康に良いのだ。

 外国のホテルなんて信じらんないね。ホースで伸びなく固定されてるから行き渡んない。どうやって股の下洗えっていうの?私はいつもいろんな角度で試みて、ぶざまな格好をしながら洗って、それでもなおバスタブのお湯でダブル洗いを実施している。ここまでしないとぜ〜〜ったい細部のところなんか落ちきってないはずだ。いまだに私は体臭のある外人を「お風呂に入ってないせいだ」ってことをかすかに信じているちょっと幼稚チックな考えがある。。。(-.-)

 とにかくお風呂入りなさい!私と同じくらいの世代でも入浴するひとは少なくなってきてる。将来海外みたいにシャワーだけの物件が増えたらどうすんの?いいえ、どうしてくれよう!立ち上がれ、風呂好き戦士たちよ!(ダイナマン風)(古ッ!)

 “若者よ!あんたたち〜!あのころのヨーロッパのようにペストを日本で流行させる気なの?!?!”

 これで言うことを聞かなければ『お風呂推進委員会』を発足させるしかない。素敵なお風呂ライフのために全力を注いでいく所存でございます。by 会長